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高鍋大師

GWに私たち夫婦と、
東京から帰ってきた娘と一緒3人でに,
高鍋大師に行ってきました。
久しぶりの高鍋大師は、
綺麗に整備され「高鍋大師花守山」となり
八十八ヶ所めぐりが分かり易くなっていました。
運がいいことに、ボランティアガイドさんがいて、
いろいろ教えて貰いました。(感謝)
ガイドさんが言うには、
「私は何年もここに来て、
わかったことは難しく考えず
自由に感じたままにでいい」
「本当は、深いけどね」
1.車を降りると、最初に賽の河原が有ります。
 石を積んだ中に子ども達が楽しそうに遊んでいるそうです。
 それを見ている閻魔大王と、
 子ども達と一緒に遊びたがっている、
 赤鬼と青鬼だそうです。
2.岩岡保吉さんは30歳のときに、四国八十八ケ所の巡礼をし、
 高鍋にも「八十八ケ所の巡礼」を作りたいと思ったそうです。
 それと、ここ持田古古墳は、盗掘されまくって、
   それに胸を痛め、
 古代人の霊を鎮めるためだそうです。
3.岩岡保吉さんは昭和3年、彼が45才のときに、
   この地を手に入れ、
 自費で仏像つくりに着工。はじめはプロの石工を呼んで、
   石彫を学んび、
 お亡くなりになる89才までの50年近く、
 ひたすら750体もの石像を彫りつづけたそうです。
 たぶん、1年で88体作るまでは、
   プロの石工に教わりながら作ったけど、
 後は、好きなように作って行ったと思います。
4.岩岡保吉さんは文字が苦手な人だったみたいです。
 近所の人たち(檀家?)から頼まれ、
   石仏を彫って上げてその 作品が沢山あります。
 子どもが小さいときになくなったと人は、
 親子にはさまれた子どもを青年にして彫ったりしています。
 たまたま、ガイドさんがお孫さんから聞いて解ったそうです。
5.石は清武石で、トラックで運んだそうです。
6.真言宗の開祖、空海(弘法大使:平安時代初期の僧)を
   祀るために彫ったらしい?
 しかし、アマテラスやスサノオ、十二めんやくし、
   水戸黄門など自由に彫っています。
 
うまく作ろうとか、人に認めて貰うと思うと、
作品にいやらしさが出てきます。
岩岡さんは子どもみたいに、好きに自由に彫っています。
本当に,素晴らしいです。

at 01:53, はにわ広告事務所, 日々

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